2009年8月21日、西区病院で職員・友の会あわせて14
人が参加して、JR発寒駅周辺の市営住宅や雇用促進住宅の訪問を行いました。病院から離れた地域での訪問行動に同行取材しました。
「無料低額、テレビで見たよ」
中年の男性は突然の訪問に、はじめは緊張した面持ちでしたが、無料・低額診療制度のお知らせに来ましたと訪問の目的を告げると、「勤医協は病院を出て訪問もするんですか」と驚き、地域をまわり、相談活動を行っていると話すと、「ご苦労様です」と笑顔を返してくれました。
ひとり暮らしの女性は、「勤医協の無料・低額診療制度をテレビで見たよ」と言って、お金が無くて病院にかかれない人が増えていることに「本当に今は大変だ」と話されました。
4人を子育て中のシングルマザー
児童扶養手当や就学援助を利用し、4人の子育てをしている20歳代のお母さんにお話を聞くことができました。札幌西・手稲健康友の会副会長の横山さんが、「生活や医療でお困りのことはありませんか?」と尋ねると、「子どもの歯科の治療費が高くて困っています」といいます。横山さんは、「もし今後、何か困ったことがあれば、勤医協西区病院の相談室や、友の会に連絡してくださいね」と話し、無料・低額診療制度のパンフレットを渡すと、「ありがとうございます」と笑顔で受取ってくれました。横山さんは、「明るいお母さんでした。一人で乳児から小学生まで、4
人を子育てして頑張っているお母さんです」「お年寄りだけでなく、若い世代の孤立を防ぐとりくみも必要だと感じました。月間になったらまたこのお母さんを訪問して、友の会へお誘いしてみようと思います」と感想を語りました。
8月に団地で孤立死が発生
発寒団地周辺でも8月に、60歳代の一人暮らしの男性が亡くなっているのを、連絡がとれず不審に思った娘さんが訪れ発見しています。札幌市の65歳以上の単身世帯は05年現在6万1584世帯と、95年から倍増しています。そのうち56%が集合住宅で暮らすお年寄りです。札幌市は07年度から「孤立死ゼロ」を目標に集合住宅で暮らす高齢者対策を行う事業を開始し、相談などに応じる「さっぽろ孤立死ゼロ推進センター」を開設しています。