北海道勤労者医療協会
北海道勤医協の病院 北海道勤医協の診療所 老人保健施設・看護学校
全看護師長会議で看護政策を討議
勤医協新聞 2010.8

 2010年7月14日、菊水ビルで全看護師長会議が開催され、各病院・診療所から67人が参加して医療・看護情勢を学び、新中央病院建設はじめ総会方針の具体化と課題を確認して、将来展望をつくる中長期の看護政策案を討議しました。

 会議では、基調報告と特徴的な3つの活動の指定報告が行われ、「看護政策2010(案)」が提案されました。基調報告では高杉達己専務理事が「勤医協第80回総会方針の具体化」について講演。2010年度を「新たな前進への基盤づくりの初年度」とした背景にある、超高齢社会と政府の医療政策など医療情勢を説明。新中央病院建設をはじめとした、方針の具体化と成功に向けた課題などが示されました。
 指定報告では(1)中央病院・札幌病院・西区病院連携会議から発展した看護連携、(2)新人看護職員研修実施要綱の再構築プログラムの紹介(3)診療所看護活動交流集会のとりくみが報告されました。

看護の役割と展望をつくりだす政策づくりへ

 「わたしたちの看護政策2010(案)」の提案説明は須田倫子札幌病院総看護師長が行いました。新中央病院建設の成功と、5年・10年先を見据え勤医協が地域・住民の期待にこたえて前進するうえで、看護のはたす役割と将来展望をつくりだす視点で「看護政策 (案)」を策定したと述べて、旺盛な討議を呼びかけました。
 午後から、7グループに分かれて基調報告・指定報告の学びを確認し、各院所・セクションのとりくみの交流、「看護政策(案)」について討議を行いました。
 基調報告・指定報告について、「情勢を学習する重要性を再認識した」「3病院の連携が前進して経営に貢献していることが理解できて確信が深まった」「先の診療所交流集会は、診療所の役割を実感しあい研修の場ともなった。毎年開催してほしい」などの感想や意見が出されました。
 「看護政策(案)」には、「自分たちの大事にしている看護が書かれている。看護政策に確信が持てた」「忙しいなかでも流されず、私たちのめざす看護にこだわり、看護政策をつくりあげていこう」「自己実現と組織の人材育成目標を統合する研修要綱に」など多くの賛同意見や内容を深めるための課題などが出されました。
 「看誕政策(案)」は、 各職場で全ての看護職員が参加した討議をすすめ、12月に行う全看護師長会議で確定することにしています。