塩川哲男検診団長(勤医協西区病院副院長)は、「道内には、苦しみや不安を抱えながら生活している水俣病被害者がまだまだいると思います。本来は国の責任ですが、一人でも多く救済されるよう、民医連としても活動していきたい」と語りました。
中央病院の尾形和泰医師は、「水俣病について学ぷ中で、日常診療で手足のしびれやこむら返りのある患者さんには出身地を聞くようになりました。まだ熊本の方はいませんが、病気を見逃さないためにもふだんから患者の生活歴を聞くことは大切」と話します。
検診には、熊本民医連・水俣協立クリニックの高岡医師と池田事務長が駆けつけ、検診を援助しました。
(*1)水俣病 1956年に熊本県水俣湾周辺の住民に発生が報告された、手足の感覚障害、運動失調、視野狭窄などを主症状とする中毒性の中枢神経系疾患。チッソ水俣工場が海に流した廃液に含まれるメチル水銀が魚介類中に蓄積し、それを食べることによって発生した公害病。新型県阿賀野川流域でも昭和電工鹿瀬工場による廃液垂れ流しで同様の疾患が発生しました。
(*2)保健手帳 熊本・鹿児島両県による「水俣病総台対策医療事業」のーつ。医療費自己負担分を支給。