北海道勤労者医療協会
北海道勤医協の病院 北海道勤医協の診療所 老人保健施設・看護学校
さあ、秋の大運動へ 札幌病院が訪問行動スタート
北海道民医連新聞 2011.9

 全道で「秋の大運動」のとりくみがはじまっています。札幌病院では、無料低額診療の利用者で治療を中断している患者さんを訪問し、「最近通院していないようですが、お体の具合はいかがですか」「生活で困っていることはないですか」とたずねています。
 職員は事前に訪問先のカルテを調べ、病歴などの情報を調べてから訪問しています。21日に行われた訪問行動に初めて参加した看護師の葛西さんは、「訪問先はすべて50代だったので仕事をしているためか留守だったけど、糖尿病のコントロールが悪いのに治療を中断していたり、薬がなくなっていると思われる人がいました。病院に来ることができない方には、こちらから伺って話を聞く必要があると思いました」と話しました。

いっせい健康相談も

 また同日、堀毛清史院長を先頭に6人の医師が分担していっせい健康相談会に出かけました。
 白石区内の友の会員さん宅で開かれた相談会には、近くの友の会員9人が参加しました。佐藤医師、奥出看護師、坂東事務員が訪問して、血圧と体脂肪率測定を行ない、「安心の介護を」「原発ゼロ」など6種類の署名を訴えました。
 佐藤医師は「加齢」について話しました。「最近は、病気の原因をとりのぞいたら病気が良くなるという考え方をせず、元気の源、元気のコツといった"健康因" を探します。温泉に浸かることが生きがいの人は、温泉に入って疲れても元気になります。また、ひとりぼっちではなく社会に参加して、他の人とかかわることが大事です」。頷きながら聞いていた女性は、「病気になったとき主治医に『キレイなものを見なさい』と言われ、毎日キレイなものを見に行っていたら病気が治ったことがある」と体験を話すと、別の女性が「毎日イケメンを見ればいいのか!」とつぶやき、爆笑に包まれました。
 入職1年目の奥出さんは、「このようなとりくみは初めてでしたが、あたたかい雰囲気の中で緊張することなく楽しめました。機会があれば、ぜひまた参加したい」と笑顔で話していました。