高校の夏休み期間を利用して行われる「高校生1日医師体験」が、全道でとりくまれています。22日には、札幌旭丘高校と開成高校の
3人が中央病院を見学し、職員と交流しました。
白衣に身を包み、首からステートを下げると背筋がピンと伸びました。医師になりきって病院の中を歩くと、「緊張する」と照れ笑いします。付き添う職員の鎌田さん(医学生課)
が、「私たちの病院は、地域の人たちによって建てられ、支えられています」と、成り立ちや差額ベッド料金を取らない理由などを話すと、参加者は頷きながら聞いていました。
院内見学は、参加者の好きな俳優の三浦春馬さんが部活動中に胸が苦しくなり、救急車で中央病院に運ばれたという設定で行われました。受付や診察室、普段は見ることのできないレントゲン室の裏側や、手術室で器具や設備の説明を受けました。手術台が1台600万円もすると聞いて、「えー、高〜いl」と驚いていました。
看護師に水銀柱を使った血圧測定のしかたを教わり、研修医の澤崎さんと昼食をとりながら交流。医師の仕事や勉強のコツなどのアドバイスを受けていました。
小児科医をめざしている参加者のひとりは、「職員の方が面白く説明してくれたので興味深く、勉強になりました。もみじ台団地で、高層階に住む高齢者の問題を改善しようと住民を巻き込んで頑張った職員の話も心に響きました。みなさんの仕事姿を見て、ますます医療現場への思いが強まりました」と目を輝かせていました。