公益社団法人北海道勤労者医療協会
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患者の困難に寄り添う札幌病院(1)
勤医協新聞 2012.07
自公政権の「構造改革」で改悪された社会保障は、民主党政権のもとでさらに悪くなる一方です。孤立死や餓死が社会問題になるなか、「勤医協なら」と来院する患者さんが増えています。困難を抱えた患者さんに寄り添う札幌病院を取材しました。


勤医協ならきっと診てくれる

 Kさん(70歳代女性)は、しばらく病院を受診したことがありませんでした。理由は「健康だから」ではなく、国民健康保険料の支払いができず保険証を失っていたからです。「保険証がないと風邪でも1万円の負担になる。具合が悪くても我慢するしかなかった」とKさんは話しました。

 わずかな収入が一家の生活の糧です。家計は苦しく毎日の食事は1、2回。以前から体調不良が続いていましたが、近隣住民とのつながりも無く、誰にも相談できずにいました。しかし、周囲からの情報で、区役所の保健師がKさんの自宅を訪問しました。
 「経済的に困難な患者さんを受け入れている勤医協ならきっと」と判断した保健師に付き添われ、Kさんは札幌病院にたどり着き、治療を開始することができました。


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