診療について

診療について

基本理念・方針について

勤医協月寒ファミリークリニックは、2011年4月4日家庭医のクリニックとしてスタートしました。
月寒ファミリークリニックの基本理念・基本方針は以下の通りです。

<基本理念>
•病気だけではなく人を見ます。本人のみならず家族や地域にも目を向けた医療を行います。
•地域の保健・福祉・介護・医療の連携を大切にしてチーム医療に取り組みます。
•安心して暮らせる地域をめざし、憲法と平和、環境を守る取り組みをすすめます。
•地域に根ざし、無差別・平等の医療を実践します。

<基本方針>
1.年齢や性別、健康問題の種類に関わらずあらゆる健康問題に対応していきます。
2.予防接種などの予防活動に積極的に取り組みます。
3.訪問診療など地域へ出向く医療を行います。
4.専門科受診および検査が必要な方には、適切な病院、専門科を紹介します。

 

外来診療について

  1. 家庭医療では、日常的によくみられる病気・症状、健康問題の相談、予防医学的問題などに対して診療を行います。
  2. 小児から高齢者の方まで幅広い年齢、性別を問わず健康問題に対応します。
  3. 多様なニーズに応じ幅広く柔軟に対応し、専門診療が必要と判断した場合には各専門科にご紹介します。

どうぞお気軽にご相談下さい。

訪問診療について

様々な理由で外来通院が難しい方のお宅へ、定期的に医師、看護師が訪問し診療を行います。

対象:様々な障がいや病気などで外来通院が困難の方
内容:定期的に訪問して診療を行います。病院での検査などが必要な場合には病院を紹介します。最期まで自宅で過ごしたいというご希望の方は、自宅で穏やかに過ごせるよう在宅緩和ケアを行います。

月寒ファミリークリニック在宅訪問診療の紹介はこちら

予防接種について

ワクチンについて

一部ワクチンを除き、事前お電話は不要です。
A型肝炎ワクチンの在庫を置いていませんので、事前にご連絡ください。
当日は「母子手帳」を必ず持参してください。問診票をお持ちの場合ご記入の上持参してください。
保険証をお持ちの場合持参をお願いします。

札幌市ではBCGは各区の保健センターで接種することとなっています。

定期接種で<無料>となる予防接種と対象の期間

 インフルエンザ菌b型(ヒブ) 生後2ヶ月~5歳未満まで
  小児肺炎球菌 生後2ヶ月〜5歳未満まで
 B型肝炎 生後2ヶ月~1歳未満まで
 ロタウイルス       生後6週~生後24週まで
    4種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)

5種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ)

(3種混合および不活化ポリオも)

    生後2ヶ月~7歳6ヶ月未満まで 
 日本脳炎 1期:生後6ヶ月〜7歳6ヶ月未満まで

2期:9歳〜13歳未満まで

*平成21年10月1日以前に生まれた方は、特例がありますのでご相談ください

 MR(麻疹・風疹)※2024年より供給が不安定となっています 1期:1歳〜2歳未満

2期:小学校入学前(年長さん)の1年間

 水痘 1歳〜3歳未満
 ヒトパピローマウィルス 小学校6年生〜高校1年生に相当する年齢
 2種混合(ジフテリア・破傷風)       11歳以上~13歳未満
 *おたふく 任意接種ですが1歳〜3歳未満の方に3000円の補助が出ます

 

任意接種と料金(定期接種ワクチンを期間外に接種するときも下記料金になります)

 インフルエンザ菌b型(Hib)     7,560円   小児用肺炎球菌 (15価ワクチン)     12,320円 
 ヒトパピローマーウィルス(9価ワクチン) 26,000円   2種混合  2,800円 
 3種混合  4,400円   4種混合  11,880円 
 不活化ポリオ  9,300円   5種混合 20,460円 
 麻疹  4,400円   風疹  4,400円 
    ロタウィルス(ロタリックス) 14,000円   水痘  7,600円 
   おたふく 5,400円    A型肝炎 5,400円 
    B型肝炎  4,400円   破傷風  2,600円 
   日本脳炎 5,940円    MR  8,700円

 

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)について

当院では予約制とはしておりませんが、在庫確保のため希望される方は事前にご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。

対象:50歳以上の方もしくは18歳以上で帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる方

料金:1回22,000円(税込)

接種回数:通常2カ月の間隔をおいて2回接種していただく必要がございます

注意事項:接種後2~3日程度は注射部位の疼痛が伴うことがあります(78%)のでご注意願います

 

高齢者肺炎球菌ワクチンについて

札幌市では2014年10月より、高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期接種の対象になりました。

 

Q1 高齢者用肺炎球菌ワクチンは必要ですか?

 肺炎球菌は多くの感染症を引き起こす細菌です。主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛び散って感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻やのどの奥にこの菌が住みついているとされます。
肺炎球菌ワクチンの接種は、これらの菌による重い感染症を予防するために現時点でできる最善の方法になっており、アメリカでも65歳以上の方には接種がすすめられているワクチンです。

 

Q2 予防接種の対象者は?

(1) 接種日時点で満65歳の方

(2) 60歳~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウィルスによる免疫の機能に障害がある方

 

Q3 高齢者用肺炎球菌ワクチンの料金はいくらですか?

(1)札幌市にお住まいの高齢者の方は                                                    4,400円

(2) (1)の方の中で生活保護・市民税非課税の方                    無料です
確認の書類が必要です。生活保護の場合は、受給証明書など。非課税世帯の場合は、「介護保険料納入通知書」、または標準負担額減額認定証など。

 

Q4 予防接種を受けるにはどうしたらよいですか?

 2019年3月より予約は不要です。直接クリニックにお越しください。

 

健診について

札幌市のとくとく健診について事前予約制にて実施しております

※その他の一般健診等については現在実施しておりません。

 

 

 

全館禁煙のご案内

当院は皆様の健康を支える医療機関として、院内全域及び、クリニック敷地内での全面禁煙を実施しております。
趣旨をご理解のうえ、皆様のご協力をお願いいたします

院内での携帯電話のご利用について

院内での通話はご遠慮ください。
周囲の方へご配慮頂き、マナーを守ってご使用ください。

マイナ保険証の利用について

当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。

患者様へのご案内

明細書について
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。

投薬について
後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

患者さまの状態に応じ「長期処方の実施」「リフィル処方箋の発行」の対応が可能です。対応の可否は症状に応じて担当医が判断いたします。

医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。

診療連携について

当院では訪問診療時の診療情報等について連携医療機関(5か所以上)とICTを用いて共有し、常に確認できる体制を有しております。

患者様と同意の上、下記の連携医療機関および介護サービス事業者と連携し患者様の診療情報を共有いたします。

【連携機関】

西岡病院・ごう内科クリニック・ファミリークリニック札幌山鼻・西岡水源地通りクリニック・オンライン薬局西岡店・南平岸薬局・はるにれ薬局栄通店・勤医協つきさむ訪問看護ステーション・勤医協月寒居宅介護支援事業所・勤医協ヘルパーステーションきよた他

当院は厚生労働省の定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に対応して連携しております。

一般名処方について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。

現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。

2024年8月1日より、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方を行うことによって、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

一般名処方についてご不明な点などがありましたら、当院職員までご相談下さい。

ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

※一般名処方とは

お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで、供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬を選択でき、患者さんに必要なお薬が提供しやすくなります。