勤医協札幌病院が札幌市が取り組む「LGBTフレンドリー企業指標制度」に登録されました。
この制度は「LGBTに関する企業での取組を推進することを目的として、LGBTに関する取組を行う市内企業を、申請により取組内容を評価し、札幌市LGBTフレンドリー企業として登録（札幌市ホームページから）」するものです。指標は、「基本方針」「啓発」「内部体制」「福利厚生」「配慮」「協力連携」があり、取り組む指標数に応じて星一つから三つで評価します。
札幌病院では今回、

「啓発」として性的マイノリティ当事者を講師に招いた職員向け講演会の開催や定期的な院内学習会を実施。
「配慮」として院内の一部トイレについて、性的マイノリティの方も含めた誰もが利用可能な「だれでもトイレ」とし、ピクトグラムを変更するとともに、来院者も職員も利用しやすいよう院内周知を実施します。

の二指標で申請し星一つを受けました。札幌病院では引き続き法人全体にかかわる取り組みを含め、内部での啓発と取り組みの実行を推進していこうと考えています。登録企業は4月現在７０の企業団体に広がっています。
登録を受けた企業には、登録証を交付し、企業情報や取組内容について、市の公式ホームページ等を通じて積極的に広報啓発が行われます。