勤医協新聞 2021/11/11
苫小牧病院では「(組織強化)月間」の取り組みとして友の会・患者さんむけの健康教室を、9月・10月で合計13回、学習講演を1回開催しました。札幌の病院と結んで婦人科の講演も行われました。
10月6日には「大腸からの出血について」をテーマに宮崎有広院長が講演。オンラインで複数の会場を結び26人が参加しました。「コロナ禍で運動不足になりがちな患者さんの状況を診療の場面でも見かけ、このテーマに決めました」と宮崎院長。血便が起こる主な病気の種類と特徴、問題が起こりやすい便秘の解消などについて話しました。
「受診している病院で受けた説明の疑問が今日の話しで解消しました」「大腸検査の必要性は分かつたが、検査前の2リツトルの下剤が辛い」など、各会場から体験を踏まえた意見や質問・感想がたくさん寄せられました。
健康教室は、密を避けるため人数制限を行い完全予約制で感染対策をしっかり行い、会場を院内外の複数に設けてオンラインで結んで開催しました。