14名の新卒医師が研修開始

2023-04-27 ニュース

4月から北海道民医連で初期研修をスタートした新卒医師14人。まずは中央病院で研修を行っています。

謙虚に患者に向き合い信頼される医師に(A医師)

友人の死から命の重みを感じ、自分に何かできたのではという無力さから医師を目指しました。
見学では職員が学生や研修医でもその人に合った視点で丁寧な指導をしている姿に研修環境の良さを知り、ここで働きたいと思いました。
患者さんと謙虚な気持ちで向き合っていき、医師には言いにくいことを伝えてくれたりと信頼される医師になりたい。職員同士でも些細なことを共有し合える関係を築いていけるように日々の研修に励んでいきます。

国試合格を祝う会開く

北海道民医連に就職する医学生14人が医師国家試験に合格。3月23日に合格祝賀会がオンライン開催され、中央病院の医師、職員はじめ全道から39人が参加しました。会場には、お祝いのメッセージとご当地名物か届きました。
新卒研修医の1人Bさんは、「同期とも早く仲良くなって、社会人や医師としても成長できるよう頑張りたい」と抱負を語りました。
中央病院の折出洋子看護部長は、「病気だけでなく患者さんの人となりを知り、尊厳を大切にした医療者になってください。チーム医療なので、一人で抱え込まずに気軽に相談して下さい」と激励しました。
最後に中央病院医局を代表して鈴木龍弘泌尿器科科長が「患者さんを診る上で、教科書はあっても正解は1つ
ではありません。仲間を信頼し頼りながら二年間頑張りましょう」とエールを送りました。