2024-03-22
ニュース
北海道勤医協は、道が認定する「北海道人権配慮企業」に登録されました。
道は、北海道人権施策推進基本方針に基づき、道民一人一人が互いの個性や人格、多様性を尊重しながら、助け合い、支え合って暮らしていくことができる地域社会の実現に向けて、様々な主体の参画と協働のもとに取組を進めています。
その中で企業等の人権に関する取組促進を目的として、人権配慮の取組を実施している企業等の募集・登録・紹介をする制度を創設しました。
登録にあたっては、北海道人権施策推進基本方針に掲げる12分野に関連する人権配慮の取組を実施している道内企業等を登録し、道がHP等で紹介します。人権への配慮が企業の評価や信頼性を高めることへの理解を広げていく制度です。
登録企業等一覧(北海道人権配慮企業登録・紹介制度) – 環境生活部くらし安全局道民生活課 (hokkaido.lg.jp)
北海道勤医協が今回登録した内容は、協会設立時に掲げた理念を振り返り、人権を守る取り組みから生まれた医療機関であることから書き起こしています。
その精神を現代の社会でどう取り組んでいるかを概括し、医療費を心配し医療から遠ざけられた人に対する「無料低額診療事業」「手話通訳者の配置」「性的マイノリティーに対する配慮」など多岐にわたる取り組みを記載しています。
最後に、社会的・経済的な条件が健康を阻害しているというSDHの考え方を示し、最大の社会的阻害要因である戦争政策への反対の立場を明確にしています。