「高規格救急車」を導入 中央病院救急センター

2024-05-28 ニュース

 4月11日、勤医協中央病院で高規格救急車の納車式が行われました。広い車内空間で高度な救急救命処置等ができるように従来の救急車より、さまざまな設備を整えています。

 納車式では鈴木隆司院長、救急科の田口センター長、澁谷幸伸事務長、救急救命士がテープカットを行いました。鈴木院長は「待望の救急車が導入できてうれしい。1人でも多くの命を救いたい」とあいさつ。救命救急士は「この救急車を存分に活用し、地域医療や札幌市の救急医療に貢献したい」と決意を表明しました。

 中央病院は24時間365日無休で救急患者さんの受け入れを担う”二次救急医療機関”として、これまでにも入院治療や手術を必要とする重症患者を受け入れてきました。田ロセンター長は「これまでにも増して安全で質の高い救急医療を提供し、住民の生命と健康を守りたい」と話しました。

 受診を終えて通りかかった70代の男性は、「自分も夜間に救急車で搬送されて入院・手術を受け、中央病院に命を助けられた。新しい救急車で多くの命を救ってほしい」と話しました。

※勤医協中央病院では、救急救命士が多職種と連携し救急医療チームの一員として活動しています。