2020-12-21
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北海道勤医協の病院、診療所では、
患者様の希望による新型コロナウイルス検査は
実施していません。
現在、新型コロナウイルスが体内に入ったかどうかを調べる検査は、大まかにいって三種類が実用化されています。
実用化されている新型コロナウイルスの検査
検査の種類 |
見ているもの |
検査にかかる時間 |
特徴 |
---|---|---|---|
ウイルス核酸検査 |
ウイルスの特徴的な断片手法によりPCR法、LAMP法などがあります。総称してPCR検査と呼ばれていることもあります。 |
数時間から数日 |
感度が高く、ウイルスが体内に入った初期から陽性になることが期待されます。それでもウイルスを持っていても30%程度は陽性にならない場合があります。ウイルスが体内から消えるにつれ検出できなくなります。検出できても、活動性のない残骸だけを検出している場合もあります。検査の手順は複雑で時間と手間がかかります。 |
ウイルス抗原検査キット |
ウイルスの特徴的な部分と結びついた物質 |
数十分 |
ウイルスの存在を間接的に見つけようとする検査で、早期に陽性になる可能性があります。感度はPCR検査ほどではありません。現時点までの検討で、陽性の場合はその時点で感染と判断できるとされています。また、陰性の場合、発症から2から9日であれば、PCR検査との一致率が高く、医師の判断で感染を疑わない場合は、PCR検査を追加することなく新型コロナの感染を否定してよいとされました。 |
ウイルス抗体検査キット |
ウイルスに反応して体内で作られたタンパク質 |
数十分 |
身体が反応して作り出す物質を検出します。身体とウイルスの反応具合によって、タンパク質があまり出来ない場合もあり、結果が変化します。身体が作る物質が、検出できる量に増えるには1週間以上かかるという報告が多いです。タンパク質は、長く身体に残るので、ウイルスが身体に入った証拠として役立つといわれます。ただ、数ヶ月で消えるのではないかともいわれています。 |