40〜65歳女性のがんによる死亡原因1位 乳がん
年々増加しています
日本人女性の乳がん罹患率は11人に1人(2016年)と年々増加傾向にあります。30代から増加し、40~50代で発見されるケースが多くみられますが、80、90歳になっても珍しくありません。欧米では90%が検診を受け、乳がんによる死亡者数を減少させています。しかし、日本で乳がん検診を受けている女性は約30%と高くありません。
あなたと家族の笑顔のために早期発見を
30代までは超音波検査を
40歳を過ぎたらマンモグラフィ検査も
乳がんの多くは比較的ゆっくり進行することがわかっており、早期発見できれば9割以上が治ります。 乳がんを早期発見するには、定期的な自己検診とともに専門医による検診を2年に1回継続して受けることが大切です。
乳がん検査
乳腺超音波(エコー)検査
乳房の上から超音波を当て、乳房の断面図を画面に映し出します。痛みもなく、安全性の高い検査で、触診ではわからない数mmのしこりの形や周辺の状態を見ることができます。
乳腺マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査は乳房専用のX線撮影です。特に非浸潤がんの代表的所見である石灰化を見つけるのに有効です。乳房を片方ずつアクリルの圧迫板で挟み、できるだけ平らに伸ばした状態で撮影します。 年齢が若く乳腺が発達している場合は画像が白っぽく映るため、診断に必要な鮮明な画像が得られないことがあります。40歳以上の患者さんに適している検査です。
勤医協中央病院の検査スタッフは女性ばかりのため、
リラックスした雰囲気で検査を受けることができます
勤医協中央病院 乳腺センター
乳腺センター | センター長 鎌田 英紀、副センター長 後藤 剛、外科医長 中村 祥子 |
検査のご案内
勤医協中央病院で検査を受けることができます。ご希望される方は、主治医や看護師にお伝えください。